スポーツインストラクターとして運動を教えているため、指導内容の確認ができるようにブログに記載します。
体育の授業にも活かせるので、参考にしてみてください。
※指導内容が増えるたび書き足していく予定。
【基本的な考え】
・小学生までになるべく神経系を発達させたいので、様々な動きをさせて、コーディネーション能力を身につける
・準備運動&アップ(10分)→コーディネーションor短距離走(20分)→専門種目(30分)
・子どもが飽きたり、ふざけたりしないように、一つの内容は5分程度にしテンポよくやる
・指導ポイントは1回の動きに対して1つ。ポイント説明→すぐ実践→追加のポイント→すぐ実践を繰り返す
・水休憩をたくさん挟み、その間に道具の準備などする
・楽しむためのファンゲームを間に挟む
【テニス】ラケットとボールに慣れる<5分>
ラケットの持ち方
初回はラケットの持ち方から教えていく。
床に置いて拾うウエスタングリップと、握手するように握るインスタングリップがあるが、ここでは操作のしやすいインスタングリップを教える。
ボール操作
ボール操作になれるため、最初はラケットの上にのせて10秒。
握りを変えずに、ラケット裏面にボールをのせて10秒。
このとき、ラケットの真ん中にボールがのるように声をかける。
続いて、ボールをラケットにのせて、軽く弾ませる。
10回できたら、裏面で10回。
それもできたら、表と裏で1回ずつ交互に弾ませる。
使用した道具は、振り回してもケガしないように、以下のものにしたが、できるなら硬式用でも構わない。
試しにボールを打ってみる <5~10分>
一人でボールを真上に打つ
ラケットでボールを上に弾ませるのを10回。ラケット裏面でも同様にやったら、次の段階。
ラケットでボールを上に弾ませて一度落として、再度ボールを真上に打つ。
これを繰り返してもらい、慣れてきたら歩かせる。
これをやっておくことで、下の動画のようなラリーにつなげやすくなる。
「目があったらボールを交換」などの指示を出すと、より楽しめる。
二人でラリーを続ける
一人でボールを「落として真上に打って」を繰り返せるようになったら、2人組で実行。
交互にボールを打つようにする。
このとき、ボールを真上にあげることを意識させることで、初心者でもラリーを続けることができて、楽しめる。
慣れてきたら、手首をリラックスすることを意識。
ボールの感覚に意識を向けてもらう。
ペアを変えながら、線をまたいだラリーに変え、コーンをまたいだラリーに変え、レベルを上げていく
ゲーム 2人で壁なしスカッシュ
4~5メートル四方の枠を作り、その中にボールを落とす。
交互に打つようにし、ワンバウンドでとれなかったら負けとする。
詳しくは上の動画で。
フォームを練習する<10分>
ラケットを地面に垂直に構える
実際に打つときは、ラケットは地面と垂直になる。
なので、ボールを地面に置いて、ラケットを垂直にしたままボールを転がす。
表面と裏面を使って左右に転がす。
全員出来ているのを確認したら、チームを分けて球転がしリレーをしても良い。
技術指導ばかりだと飽きるので、少し遊びの要素を入れる感じ。
できるだけ、短い距離でコーンを回ってくると、苦手な子が目立たないので良い。
転がってくるボールを返す
まだフォームはあまり気にしなくていい。
転がってきた球をまっすぐ返すことだけ意識する
運動が苦手な子は、ボールの速さに目がついていかないこともあるので、フォームと同時だと上手くいかないことがある。
まずは、目を慣れさせる練習。
バウンドボールを返す
少し弾ませたボールを返す。
「ラケットの真ん中に当たった?」
「ラケットの面はどうなってた?」
などの声掛けをして、次につなげる。
フォームを練習する
横を向いて足を軽く開く
腰を落として左手を前に、右手のラケットは後ろに引く。
左手をギリギリまでのこして、ラケットを振る。
打点でラケット面が地面に垂直であることを確認する。
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