『7つの習慣』の解説 part.1 パラダイムシフトを起こすために・・・

 

この間、友人に頼まれた。
『7つの習慣』好きなんでしょ?教えてよ!!
と。
どうやら、会社の上司が「本を読んでレポートにまとめて来い」と言ったらしい!
なんて会社だ!!面白すぎるwww
そこで、教えるついでに、ここに『7つの習慣』の内容をまとめてみた。(読んだの5年前くらいだから、うろ覚えのところもあるけど)

パラダイムシフトを起こす本

さて、『7つの習慣』という名前から、”第1~7の習慣”ばかり焦点が当てられるが、この本の根本は違う!!
パラダイムシフトを起こし、今このときから行動を変える!!
これが『7つの習慣』の本が存在する理由である。

何かを学ぶときに、こんなことはないでしょうか??

感動するセミナーだったな~
有用な本も買ったし。
よし!明日から頑張ろう!!

そして、全てを夢の中に置き忘れ、明日にはいつもの日常が・・・
これでは、なんの意味もない。
本を読んでも生活が変わらなければ、その時間、無駄に知識を蓄えただけ。
だから、この本では、行動を変化させるためにパラダイムシフトを起こすことを目的にしています。

【パラダイムシフト】
その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいう。

パラダイムシフトを起こすと行動が変わる

人の行動を変えるには、見え方を変えるのが一番効果的です。

例えば、”物を捨てられない人”は大勢いますが、その人たちは、それで物を大事にしている気になっています。
でも、別の見方をすれば、”物を捨てられない人”は”物を粗末に扱う人”とも言えます。
だって、大切なものも大切でないものも一緒に置き去りにし、管理しきれていないのだから。
大切にできる範囲を超えて物を所有するなんて、なんて勿体無いことをする人なんでしょうか!?

他にも、いくつかパラダイムシフトの例を挙げてみます。


「一番キレイな色の絵の具を出してみて!!」
子どもにお願いすると、赤や黄色の絵の具を出してくれる!
けれど、その中の一人が黒の絵の具を出してくる。

「なんて子だ!?」
「他にもっとキレイな色があるじゃないか!」

なんて思いませんか?
それで、あろうことか「ちゃんとキレイな色を選びなさい!!」なんて怒ったり・・・。
でも、ここで、ちょっと想像してみてください。

目の前には、大きな壁。真っ白に塗られている。
そこに真っ黒なペンキを持ってきて、大きな文字を書く。

この文字の黒は、何よりも鮮やかでキレイに見えませんか?
見え方が変われば、叱るなんて行動を取らなくなると思いませんか??


以前、不労所得が欲しいという相談を受けました。
知人はどうやら『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んだようです。
そこで私は答えます。

いや~、働かないでお金が入ってくるなんて夢のようですね♪俺もそんな生活してみたいですもん♪
でもさ・・・、
それってつまり、”あなたは何も価値を提供しないのに、相手から価値のあるものをもらおうとしてるんですか?”。
ちょっと傲慢じゃないですか??

不労所得の意味を誤解してる人は、たいていここでハッと目が覚めます。(不労所得の本当の意味とは
そして、行動が変わります。


日本では、ご飯を食べるときにお茶碗に米粒を残すと、マナーがなってないと思われます。
お米を作るときの苦労を考え、命に感謝し、ちゃんとキレイに食べるべきだと。
でも、それを見ていた人がこう言います。
「米粒を一つも残さず食べるなんて、意地汚いね」と。
この人の中では、「食べるものはたくさんあるのに、たった一粒にまでこだわるなんて、貧乏性で卑しい人」という認識なのでしょう。
この考えを受け入れるかどうかは別として、仮にこの認識に納得すれば、次の食事から行動が変わるのではないでしょうか?


パラダイムシフトとは、認識に変化をもたらすことです。
それによって、行動が変わり、生活がより豊かになるのです。
ここが分かっていないと、『7つの習慣』を知ることができても何も意味がありません。
今後、時間があるときに”第1~7の習慣”を解説していくので、ぜひパラダイムシフトを起こしてみてください。

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