不労所得はただの幻想。翻訳ミスに踊らされる人々

最近、「不労所得が欲しい」という相談を、よく受けるようになりました。
どうやら、書籍『金持ち父さん貧乏父さん』や、ネットワークビジネスの影響みたいです。

金持ち父さん貧乏父さん』を読むと確かに不労所得という言葉が出てきて、
「働かなくてもお金が入ってくるなんてスゴイ!!」と感じるのでしょう。

しかし・・・。

ほとんどの人が誤解していますが、不労所得は「働かないで手に入る収入」ではありません!!
全然違います。
コレを勘違いしているせいで、多くの人が間違った努力を続け、苦労を重ねているのです。

不労所得とは??

不労所得とは、『金持ち父さん貧乏父さん』に出てくる「passive income」を翻訳した言葉。
直訳すると「受動的所得」です。
“不労”所得ではありません。

<passive  income(不労所得)の意味>
一度作ると、しばらくの間入ってくる収入。

これだけでは、あまり分からないと思うので、もう少し詳しく説明します。

あなたが、収入を増やしたいと思ったら、何をしますか??

・働く時間を増やす?
・私物を売る?
・起業する?

様々な方法があると思います。

では、なぜ、これらのことをすると、あなたの収入が増えるのですか??

それは、あなたの生み出す価値が多くなるから。
生み出した価値が多くなればその分収入は増えるし、逆に少なければ収入は減ります。

このことは、不労所得と呼ばれるものでも同じです。

不動産オーナーは、家を購入できない(したくない)人に対して、あなたが代わりに購入し、貸してあげることで、相手に価値を提供するビジネスです。
ネットワークビジネスは、あなたが作った流通という価値に対して、企業がお金を支払ってくれるビジネスです。

これらは一度作ると、しばらくの間価値を提供し続けて、あなたに収入をもたらしてくれます。
そして、価値を提供できなくなると、収入は全く入ってこなくなります。
だから、不労所得を手に入れたとしても定期的なメンテナンスは必要ですし、多くのケースでいつか収入がなくなります。

結局、不労所得ってなに??

一般的にいう不労所得とは、価値を生み出す仕組みを作り、長い時間をかけて利益を回収するビジネスモデルを使って得られる収入のことです。
このとき、多額のお金や、不動産、インターネット、外注などを利用して、自分の労働量を減らし、生み出す価値を増幅させているのです。
よく、「お金に働いてもらう」なんて言葉を使ったりしますが、正しくは「お金にも一緒に働いてもらう」です。
ここを間違えないようにしましょう。

P.S.
ちなみに、マネーゲームは価値を生み出すわけではないので、また別の話です。

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