スポーツインストラクターとして運動を教えているため、指導内容の確認ができるようにブログに記載します。
体育の授業にも活かせるので、参考にしてみてください。
※指導内容が増えるたび書き足していく予定。
【基本的な考え】
・小学生までになるべく神経系を発達させたいので、様々な動きをさせて、コーディネーション能力を身につける
・準備運動(5分)→息の上がる運動(5分)→コーディネーションor短距離走(20分)→専門種目(30分)
・子どもが飽きたり、ふざけたりしないように、一つの内容は5分程度にしテンポよくやる
・指導ポイントは1回の動きに対して1つ。ポイント説明→すぐ実践→追加のポイント→すぐ実践を繰り返す
・水休憩をたくさん挟み、その間に道具の準備などする
・楽しむためのファンゲームを間に挟む
準備運動
ケガを予防するために筋肉を温める。
屈伸、伸脚、回旋、前後、アキレス腱、手首足首、首をほぐす。
静的ストレッチ(10秒以上止めて筋肉を伸ばす)をやると可動域を超えて関節が曲がる可能性が高まるので、動的ストレッチのみにする。
肩甲骨の動的ストレッチ
肩甲骨を大きく動かすのは、ほとんどの競技で重要ですが、
意識して使わないと固まる部分でもあります。
今回のストレッチは、片腕を前に出し、反対の腕を大きく引くもの。

バスケ用ダイナミックストレッチ

短距離ダッシュ
15mくらい先にコーンを置きそこまで走ってタッチして戻る。
【バリエーション】
・スキップ
・サイドステップ
・バックステップ
・キャリオカステップ
・座った状態から
・うつ伏せ状態から(よ~い・・・(5秒)・・・ピッ)
腕立てサイドウォーク
クマ歩きの横バージョン。
腕立てに近い姿勢にすると、負荷が上がる。

腕立て鬼ごっこ
2人組になる。
一人は腕立ての姿勢で踵を触られないように逃げる。
このとき、手がリングから出ないようにする。
もう一方は、踵を触りに行く。

その場ジャンプ
その場で様々なジャンプをする。
【バリエーション】
・90度、180度、360度回転
・グーチョキパージャンプ(腕を広げて閉じてを同時にやっても良い)
・4分割して順番にジャンプ(下の動画を参照)

反応鬼ごっこ
5人程度で円になる。
「右」の指示で右に一つジャンプ。
「左」の指示で左に一つジャンプ。
「下」の指示でリング(コーン)をタッチ。
「青」の指示で青のリングの前にいる人を捕まえる。青のリングの人は安全地帯に逃げる。

鬼ごっこ
身体は息切れするほど運動すると、さまざまなホルモンが分泌されて、新しいニューロンが生成されやすくなる。
神経系を発達させるためにコーディネーションなど行う前に、子どもには息が上がるほど走ってもらいたい。
でも、「頑張って走れ!」といって走らせても楽しくないし、息が上がるほどペースを上げて走らないので、
鬼ごっこにする。
鬼ごっこなら、初対面の子同士でも助け合いが生まれ、楽しみながら全力疾走できて緊張もほぐれる。
人数が多い場合は増え鬼や、島オニも良い。
島オニの場合は、手をつなげば中に入れるようにする。
バナナおに(氷オニ)
タッチされたら両手を上げて固まる。
誰かが触ってくれれば、また動ける。
人数が少ないなら先生がオニをやると盛り上がる。
人数が多いなら先生+助っ人でオニをやる。
【バリエーション】
・バナナは2人がかりでないと外せない
リング鬼ごっこ
オニは足をリングに入れておかなくてはいけない。
リングは動画のように片足でも良いし、小さいリングなら両足に一つずつでもいい。
オニ2人の状態から、徐々に増やしていくと良い。

ダンゴムシ鬼ごっこ
逃げる人は、捕まりそうになったら、しゃがむ。
しゃがまずにタッチされたら、コート外に出る。
しゃがんでる子は、味方にタッチされたら復活。

あぐら鬼ごっこ
逃げる人1人、オニ1人を決め、それ以外は座っている。
逃げる人は、座っている人の前に座ることで、役割を交代できる。
【バリエーション】
・うつ伏せで寝る→肩タッチで交代
・オニ2人、逃げる人2人にする

色オニ
室内でやる場合は色をいくつか用意。
バランスストーンやコーンを使うと良いです。
色にタッチするだけでなく、指定のバランスストーンの上に乗るのもありです。

飛び石鬼ごっこ

ボールパス鬼ごっこ
鬼は2人。
ボールを持っている人は走れないが、タッチできる。

ボール3つ集め
4人で対決。
中央にボールを7個置いてスタート。
1回に運べるボールは1つだけ。
最初に3つ集めた人が勝ち!
【バリエーション】
・4つのグループに分け、走る人と指示を出す人に分ける

鬼ごっこロンド
5人たいオニ1人の勝負。
マーカーを4つ用意。
マーカーを踏んでいる間は、オニにタッチされない。
鬼は時間内にタッチできなければ負け。
【バリエーション】
・オニはボールを持っていて、ボールを落とされても負け。
・8人 vs 先生1人
・マーカーではなくリングでも可
・中央にボールを置いておいて、オニはボールを取られたら負け

2人組鬼ごっこ
コーンを挟み2人で鬼ごっこ。
笛の合図で、鬼役が交代する。

ラッシュアワー
狭いスペースで歩きながらやる、2人組の鬼ごっこ。(スクランブル交差点で鬼ごっこするイメージ)
タッチされたら鬼を交代。
鬼はその場で3回まわって、スタート。
【バリエーション】
・腕を組んで2人組vs2人組にする
・オニ数人に対し、逃げる人10人以上にする氷オニにする。氷を外すには、2人が両手をつないで輪を作り屈伸。(詳しくは動画で)

ボール落とし
マーカーにボールをのせて動き回り、周りの人のボールを落とす。
自分のボールが落ちたら、外に出る。
【バリエーション】
・落ちたとき、次のボールをのせて再度参加。赤→青→黄色など落ちた回数に応じて色を変えるのも良い。
・セリアで売ってるプール用スポンジ棒でたたいて落とす。(スポーツチャンバラの道具のようなもの)
・障害物を用意する
・バランスストーンの上のみに限定する

あてっこ
ボールを当てられたらオニになる。
キャッチできたらオニにはならない。
ボール2つでやると、1人の子がずっと鬼というのを防げる
じゃんけん鬼ごっこ
グーチョキパーを出しながら、鬼ごっこ。
自分が勝てる相手をタッチしたらオッケー。
赤青黄色のコーンを持ってもオッケー。
ポケモン鬼ごっこ
2チームに分け、それぞれにセーフティゾーンを用意する。
赤(炎タイプ)、青(水タイプ)、緑(草タイプ)のマーカーを2つずつ入れておく。
各チーム、一度に2~3人出撃できる。
赤(炎タイプ)は緑(草タイプ)をタッチしたら、相手のマーカーゲット。

フロント対バック鬼ごっこ
逃げるほうがコーンをタッチしたらスタート
追いかけるほうも逃げるほうも、コーンをジグザグで走るが、
逃げるほうはバックで走る。
セイフティーゾーンまで逃げれば勝ち。
詳しくは動画で。

コメント