不妊治療を経て、ようやく出産!!

先日、娘が生まれた。
結婚したのは昨年4月だから、まぁ、日付だけ見れば順調だった。
が、多くの人が苦労して子どもを産んでいるように、うちもそこそこ大変だった。(主に妻がww)
なので、せめて私は、妻を大切にする心を忘れないために、ここに記録しておこうと思う。

精子がいない

結婚して、すぐ子供が欲しかった私たちは、すぐに妊活を始めた。
今は、精子の状態をスマホで簡単に調べられるということで、結婚1ヶ月後に調べてみた。
そしたら、普通は何千匹も見えるはずの精子が映らない。

「あれ?やり方が悪いのかな?」

なんて思い、いろいろと試してみるが、映らない。

「全くいないなんてことはないはずだ!!」

と思いながら、必死に探すが、それっぽい動かない物体を1匹見つけるのでやっとだった。

「これはマズイ」と思い病院で調べたら、普通は1億以上いるはずの精子が数十万程度。
運動率も極少数で、普通に妊娠することは不可能だった。
不妊治療では普通、タイミング法をやって、だめならシャーレに入れての人工授精。
でも、それでは受精卵を作るのは不可能だったため、最初から顕微授精することにした。

妻は仕事をしながら不妊治療。
ホルモン剤を何度も注射して、本来は月に1個しかでない卵子を、10個ほど取れるようにした。
身体に負担はかかるし、何度も仕事を急に休んで精神的にも相当キツそうだった。

そうして、ようやくできた受精卵は成長状況ランクCcが1つ。
最低ランクだった。
(あと念のため受精したばかりに凍結したもの1つ)

あれだけ、苦労して、身体にも負担をかけて、それだけ…。
子どもを何人か欲しかった私たちは、もう一度、顕微授精をやることにした。

妻は仕事を辞め、私は10年間飲み続けた薬(ステロイドとシクロスポリン)を医師に内緒で少し減らした。
精子の状況は若干よくなったが、それでも運動率が「極少数」から「2~3%」に変わった程度。
顕微授精が必要なのは変わらない。
妻はふたたび、ホルモン剤を何度も注射し、顕微授精当日に卵巣に針を刺して卵子を摘出した。

できた受精卵は3つ。
クラスAa1つと、Bb1つと、Cc1つだった。
これが何度も繰り返されるのは、本当にしんどい。
でも、何年も不妊治療をしている人もいるし・・・。
不安に思いながら、受精卵を戻す日を決め、それに合わせて妻はまた薬を飲み、妊娠に向けて準備をした。

妊娠、そして出産

妻が20代と若かったこともあり、問題なく着床した。
そこからは、つわりとの戦いだった。

妊娠から1ヶ月。
妻は日に3回は吐くようになった。
食べ物もほとんど受け付けなかった。
せめて状態が良いときに手が届くように、毎日フルーツを冷蔵庫に入れておいた。
ナッツやパンも、常にテーブルに置いておいた。(ほとんどは私の胃袋に消えた)
3ヶ月ほど全く外出できず、50kgの体重は45kgに落ちた。(※正確な数字ではありません!!これ大事ですww)
頼みの綱は、ポカリスエットやウィダインゼリーだった。

妊娠6ヶ月目になると、ようやく落ち着いてきた。
はじめのつわりが酷く、車に乗るのも大変だったため、状態の良いうちに実家に帰ってもらった。
私は日中仕事でいないので、妻一人はさすがに心配だったからだ。

妻が実家に帰ってからのことはよく分からない。
でも、最初のつわりほど酷くはならなかったみたい。

そして、11月。
ついに破水。
入院し、13時間の格闘の末、子どもが生まれた。
吸引しつつ圧迫しつつで、ようやく生まれたらしい。
縫ったという話もちらっと聞いたが、あまり深くは聞いていない。
本当におつかれさまでした。

今後は、しばらく実家で過ごして、1月には戻ってくる予定。
来年は、忙しく大変で、でも楽しい毎日が来ることを願っています^^

 

 

あ、男性の読者に宣伝。
妻が妊娠して、一番役立ったのが、このマンガでした。
これを読まなければ、私は妻に優しくできなかったと思いますww
絶対に読んだほうが良いです!!
なんならプレゼントします^^

 

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