高校体育を座学でやらなくてはいけない!
でも面白い題材がない。
そんなときに参考になるように、自分の考えた授業案を紹介します。
今回は、スポーツとお金をテーマにしますが、体育以外の知識も身につけられるようにしています。















スポーツが好きな人に、選手やチームの話など。
興味がありそうな情報を提供していますね。
あとは、広告をいれて、企業に宣伝機会を提供しています。

最近だと、チョコザップなど。
フィットネスクラブで走っている人が増えましたね。
でも、走るだけだったら、その辺の道でも良くないですか?
でも、それだとイマイチだからお金を払ってまで、フィットネスクラブに通う。
例えば、雨や暑さなど、天候に左右されず運動できるとか。
いろんな器具が置いてあるとか。
意外と大事なのは、お金を払っているということ。
「お金を払ってるから行かなきゃ」と思い、大変な運動を続けられるという人もいます。
で、そのような人たちに、ジムトレーナーが声掛けをしたとします。
「この器具はですね、ここの筋肉を意識して・・・」
トレーナーが熱心にトレーニングの最大化について語ったとします。
トレーナーにいろいろ教えてもらいたい人は嬉しいかもしれませんが、一人でもくもくと運動したい人にとっては煩わしいかもしれません。
大切なのは、相手にどんな価値を提供しているか、です。
「運動が好きだから」という理由で、ジムのトレーナーになり、自分の想いをいくら語ったところで、それが相手に価値を提供できないのであれば意味がありません。

先生のオススメ、テニススクール。
誰に?と言われれば、当然、通ってくる生徒でしょう。
ただ、どんな価値と言われると難しい。
ジュニアアスリートにとっては、テニス上達のため。
もしくは、友達と会うため。
社会人にとっては、健康管理のためとか、職場以外の人と会話するためとか。
その場合、厳しい指導は求められていません。
それで、怪我したら意味がありません。
社会人向けにやるテニススクールで必要なのは、「毎回、行くとコーチとそれ以外の誰かがいて話ができる」とか、
「適度に運動して汗を流せる」とか、「仕事終わりにストレス解消できる」とか。そんな価値を提供することになります。

体育の先生は、生徒に価値を提供してる・・・、かもしれませんが、お金を払ってくれてるのは親だったりします。
ここがちょっと複雑で、生徒には「学校楽しい」とか、「学校行くといろんなことを学べる」とか、そのような価値を提供しているかもしれませんが、
お金を払ってくれている親には、それより重要なことがあります。
それが、高校卒業の資格。
高卒の資格がないと、働き先を探すのが大変。ということで、高校卒業の資格を子どもに取ってほしくてお金を払っていたりします。
その場合、先生の提供する価値は、親御さんの子どもに高校卒業のサポートをしてあげることになります。
それに加えて、望む進路に進めるようにサポートすることも求められたりします。

未就学児、小学生対象の、スポーツインストラクター。
誰にどんな価値を提供しているか。
これ、結構難しくて、「子どもにスポーツスキルを身につけさせている」と考えてると、失敗します。
だって、お金払う決定権は親にあるから。
もちろん、スポーツスキル身につけさせたくてくる親御さんもいますが、それ以外の理由の人も多いです。
・子どもに運動機会を与える
・いろんなスポーツを経験させたい
・学校以外の友達を作ってほしい
・楽しかった~!と言って欲しい
実際、私の勤めているところでも、この辺りが分からず退会者を多く出したインストラクターがいました。
ストイックな人で、子どもたちがちょっとふざけてると、「ちゃんとやれ!」と叱る。
技術を習得させるためにいろいろ勉強して、効率的なカリキュラムを組む人でしたが、それをスムーズに行うために子どもの動きを制限する機会が多かったです。
で、学校でもいろいろ学んで疲れている子どもはついていけず、スポーツ後に毎回疲れた顔。
子どもが辞めたいといい、親もそれに賛同し、会員がどんどん減っていきました。


つづいて、野球選手。
野球選手まわりのお金をみると、
所属球団には入場料や観戦時の飲食費などのお金が入ってきます。
そして、選手個人では、スポンサー契約やロイヤリティで稼ぐこともできます。
つまり、ファンには娯楽を、企業には宣伝効果を提供することで稼げています。
ここに大谷翔平選手が稼げる理由があります。
企業に与える宣伝効果が大きく、ものすごい多くのファンに娯楽も提供しています。
だから、高校教師の2000倍稼げるんです。
高校教師の2000倍、世の中に価値を提供しているから。
ちなみに稼げるスポーツを調べると、サッカーやバスケなどがでてきました。
気になる人は、調べてみてください。


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