座学で高校体育・授業案③ ~運動を通じて非認知能力を高めよう~

非認知能力とは他者が評価できない力のこと。

【認知能力】
・漢検
・数検
・IQ
・英語力
・運動能力
など

【非認知能力】
・意欲
・忍耐力
・自信
・コミュニケーション力など

非認知能力だと思うものを自由に書き出してみよう!

非認知能力はいろいろあるけど、大きく3つにわけることができる。

3つの力に注目して先週がんばったことを書き出してみよう!

来週頑張ることを書き出してみよう。

「学校に休まず来る」とか「早起きする」とか「挨拶をしっかりする」とか。

人それぞれだと思いますが、この3つの非認知能力はスポーツを通じて鍛えることができます。

なので、小学生などに指導するときは、この辺りを意識して声掛けをすると良いです。

「自分でいろいろ考えて挑戦できたのが、素晴らしいね!」

「自分で楽しみを見つけられるのが君の良いところだよね!」

など、プラスの行動をしたときに、良い声掛けをすると、子どもの成長を促すことができます。

続いて「自分と向き合う力」「他者と関わる力」について。

それぞれ、子どもが良い行いをしたタイミングで、即座に具体的に褒めることで、その能力が向上します。

なので、指導者はそれぞれの能力を発揮しやすいように仕掛けを作る必要があります。

例えば。

スポーツや部活でできる仕掛け

・1500m走のタイムを計測し記録する
・毎月、目標を決めて、達成できたか記録する
・基礎練習にゲーム性のあるものを取り入れる
・チームが協力しないと達成できない目標を作る
・辛いときにも顔を上げて声を出させる
・チーム全体で集中して聞く時間と、楽しく活動する時間を分けて、メリハリをつける
など

続いて。

相手が小学校高学年や中学生なら行動指標を作るのもアリです。

行動指標を作ることで、自分が今どのレベルまで達成したか把握することができます。

スポーツをやっている人は、そのスポーツで。

そうでない人は、日常生活で。

「自分を高める力」「自分と向き合う力」「他者とつながる力」について、それぞれどうレベルを上げていくか考えて、書いてみましょう。

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