宗教否定のなれの果て。経済大国“日本”から衰退国家へ

1945年、第二次世界大戦終結。
これを機に、日本の宗教観は大きく変わった。(⇒太平洋戦争の真実
そして、現代の日本人にとって「宗教=危ないもの」となっている。
しかし宗教を否定したことで、日本は衰退国家となってしまった。

宗教の代わりはお金と周りの目

近年、うつ病の患者が増えている。
実はこれも宗教と無関係ではない。

宗教は、もともとより良く生きるための精神的な拠り所になっていた。

・汝 隣人を愛せ
・義を見て為さざるは 勇なきなり
・お天道様が見ている
・喜捨

これらの言葉で弱い心を引き締めてくれたし、社会全体を温かみのあるものにしてくれた。
しかし、日本人は宗教とともに、心の支えを失ってしまった。
そして、お金に救いを求めた。

行動の基準が宗教ではなくなると、お金がより大きな力を持つようになった。
お金があれば何でも解決できるし、美味しいものも食べられる。
お金こそ幸せの証。
そういって、お金中心にすべてが周りだした。

この傾向は、特にエリート層に顕著に表れている。
だから、政府はGDPばかり気にするし、小学校教育に英語やプログラミングを組み込む。
最近になって道徳教育が騒がれるのも、「道徳が廃れたせいで社会に不利益をもたらしているから」である。

宗教が否定されたことで、周りの目に敏感になったことも問題だ。
行動の基準に宗教を使えなくなったうえに、日本にもともとあった同調圧力がわをかける。
「誰が何と言おうと正しいと思った行動をする」という人はほとんどいなくなり、周りの目ばかり気にする。
目立ちすぎないか、変に思われないか。
そんなことばかり気にしてやりたいこともできない。
結局、それぞれが正しさを押し付け合い、苦しみあっている。
そして、そのストレスを“不正した有名人”や“いじめやすい相手”にぶつけて、留飲を下げる。
正直、バカげているとしか思えないが、残念ながらこれが今の日本人の姿だ。

心の変化による日本衰退

宗教がなくなったことで、一人一人の心が変わった。
第二次世界大戦後に宗教の拠り所を失った日本人は、お金が行動基準になり、人々は稼ぐことこそ幸せになる方法だと考えるようになった。
企業戦士たちの働きで、日本は世界一の経済大国になった。

そして、そのツケが今になって表れている。
「先代から受け継いだものに、価値をのせて次の世代へ繋げる」という価値観がなくなったため、資源を消費し問題を先送り。
今の自分が大事で、子どもを産み育てることは二の次になってしまった。
世の中に価値を生み出す職業は減り、お金を奪うだけの職業が増えてしまった。

教育は国家百年の計である。
宗教を否定した教育で作られたのが、まさに今の日本であるように思う。




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